2×4(ツーバイフォー)工法で建てた家は十勝の大地に似合います!
こんにちは!!十勝は寒暖の差がまだまだ激しく、夏が恋しいカネマツの五十嵐です!
みなさんは風邪や体調をくずしていませんか?
先日取引先の工務店様主催の花見&焼肉をしてきましたが今年は十勝で桜はGW明けに開花し満開となるのですが今年はGW前に開花となり北海道内では函館がある道南よりも先に開花してしまいGW中に花見が出来るほどに暖かくなりました。なので桜は緑で青々としていて花は無かったのですが(笑)久々の外焼肉でとても美味しく抽選会もあり楽しむ事が出来ましたが、重ね着対策があまく風と寒さで帰りの車中は暖房をいれながら帰ってきました^_^;
ちなみにこの画像は十勝の桜が咲く場所で僕が好きな場所の写真です。雰囲気を出すためセピアっぽく加工しちゃいましたが、毎年カメラを片手に写真を撮影する方もいるくらい綺麗に咲く場所なのですが、桜だけではなく築年数を重ねた趣がある住宅とセットで見れる桜にとってもいい感じです(^_^)d
僕の主観ですが家やその他の建築物も新築時はピカピカでいいと思うのですが年が経つにつれ深みをました建物や、その風景にあった建物がとても好きです。
今回は住宅で木造建築の工法が気になる方に前回に引き続きもう一つの工法について書いてみます。
枠組み壁工法
枠組み壁工法とは前回書きました在来工法の柱、梁、筋かい(柱と柱の間に斜めに入れる材料)等の木材を使用して建築していく工法とは違い、木材で枠を組み構造用合板(コンパネ)を張り付け面(壁)や床を建築していく工法です。別名ツーバイフォー工法ともいい日本での建築歴史は日本の古くからある在来工法とは違いまだ浅いです。ツーバイフォー工法は北米では一般的な工法です。
木材も特徴があり日本のミリサイズの木材ではなくインチ換算の木材を2枚、3枚と抱き合わせにして柱や間柱(柱と柱の中間に下地が渡せない時の補足として建てる柱)を造っていきます。実はこの工法、十勝ではとても盛んな工法で日本の古くからある在来工法より建築シェアが高いんです。
これは日本全国を見ても一地方でツーバイフォー工法がここまでシェアが高い所はありません。それはなぜかと言うと十勝の気候は寒暖の差が激しく、最近では夏の気温が猛暑日を連日記録する日々も続いたり、冬は朝方でマイナス20度になる事もしばしばある地方なのですが、十勝の工務店達が昔海外の同じような気候で住宅の技術が日本よりも進んでいる住宅を取り入れる為、研修に行き住宅の気密、断熱を学び試行錯誤し現在に至る事で結果、十勝でのツーバイフォー工法のシェアが高い現状となりました。
現在では2×4工法ではなく木材の寸法を大きくして2×6工法にする事により断熱材の厚みを大きくする工法も一般的になってきています。
そして、僕も今年の2月にカナダまで木造建築2×4の勉強で、海外研修をしてきましたが、十勝の工務店は勉強熱心な方々が多く、住宅のデザインも洋風なデザインを取り入れている工務店さんが、十勝にとても多いんですよ!
例えばこんな感じで一面銀世界にとんがり屋根のあるとても雰囲気が良い住宅
こんなテラスで十勝の大平原を自分の庭だという感じで見てみたいですね
当社のお客様「株式会社 とかち工房」さまの施工事例です
夏は青々とした葉で暑い日差しを遮り秋はこのように紅葉を楽しめる
ローケションを含めてとても雰囲気の良い住宅ですよね。
当社のお客様「株式会社 赤坂建設」さまの施工事例です
それで工法で選ぶならどっちが良いの。。。
前回紹介しました在来工法と今回紹介しました枠組み壁工法以外にも木造建築の工法はありますが、日本で住宅を建てる際にはこの二つの工法が多いです。
じゃぁどちらが良いの?って話になった場合どちらもいいんです!
やはりそれぞれの工法にもとてもすばらしい所はありますし、どちらの住宅の工法でも暖かく快適な住宅が出来ます。そしてすばらしいところがあるからこそ現在に残っていると思います。結果自分で気になる工務店やハウスメーカーの現場に行き完成した住宅だけでなく前回と今回で紹介した工法を見るのも楽しいかもしれませんよ(^o^)
今回紹介したツーバイ工法で住宅を建築している勉強熱心な十勝の工務店様のグループもあるのでよかったらチェックしてみてください。
きっと気になる工務店があるかもしれませんよ(*^_^*)
十勝ツーバイフォー協会ホームページはこちら! ⇒ http://www.tokachi2-4.com/
五十嵐大介
最新記事 by 五十嵐大介 (全て見る)
- 夏のあつ~い日の快適ジャンパー - 2017年7月20日
- カッコイイプレゼント。父の日編 - 2017年6月15日
- ユニバーサルデザインでステキな宅配BOX - 2017年5月12日