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樹脂サイディングってなぁ~に?Vo.6

毎度様です!カネマツ営業の郷です。

10月に入り、朝の気温も10度を下回るようになってきました!

前回は個人的なラグビーのブログを書かせていただき脱線しましたが、今回から『樹脂サイディング』に戻ります!

さて、前々回は『樹脂サイディング』の部材(役物ついて書きましたが、今回は“施工”について書いていきます!

 重ねて、はめ込むオープンジョイント!

ポリマ104㈱カネマツ社屋外観です

施工の流れとしては他の外壁材と同じように、構造用合板→透湿防湿シート→胴縁の順に取付けていき下地の施工を完了させます。

ここから、『樹脂サイディング』の施工になりますので手順を紹介していきます。

設置手順

① 出隅・入隅 (横方向の基準)

② スターター (縦方向の基準)

③  Jチャン・トリム他(窓廻り・軒天等)

④ 本体

手順としてはこんな感じですが、取付けに関して注意点があり
『必ず端部にクリアランスをとる』 ※突合せ厳禁

何故かというと温度差による部材自体の多少の伸縮もありますが、地震の揺れによる躯体と部材又は部材同士が干渉することによって『変形や破損』の恐れがありますし、また通気と言う意味合いもあります!

出隅・入隅であれば軒天から6mm、スターターから10mm、スターターのジョイント部は10mmのクリアランスをもうけて、役物を取付ける際は300mmピッチ以下でビス止めします!

DSC_0280出隅×スターターのクリアランス

役物を取付け完了後、いよいよ本体の施工になります!

本体は、取付けたスターターを基準にして張り始めていきます。あとは重ねて、はめ込んでビス止めしていけばOKです。重ね合わせは40~50mm、ビス止めは455mmピッチ以下で止めてください!ちなみに、真物の本体には重ね合わせ用に端部が加工されています。

無題5

突合せと加工はこのように! 

左の写真は上が付き合せたダメな例で、下がオープンジョイントを用いた例です!
中・右の写真は、赤い丸のところがオープンジョイントのために切取り加工した部分です!

注意点としては、横方向のジョイント部は1~2段おきに千鳥に設置していくことと、開口部の下にジョイントが来ないようにする!

本当は、実際の現場での施工写真があればよかったのですが。。。
そのうち現場の施工写真をブログで上げようと思いますのでその際はよろしくお願いします!

今回はここまで!次回も引き続き『樹脂サイディング』について書きます!

 

  


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郷 征巨(まさなお)

郷 征巨(まさなお)

販売促進営業アドバイザー株式会社 カネマツ
これまで建設業(土木8年、S造6年)の施工管理に携わってきた元現場人間です。 社歴はまだ浅く1年足らずですが、現在工務店様を担当し管内を走り回っています。
郷 征巨(まさなお)

郷 征巨(まさなお) について

これまで建設業(土木8年、S造6年)の施工管理に携わってきた元現場人間です。 社歴はまだ浅く1年足らずですが、現在工務店様を担当し管内を走り回っています。