樹脂サイディングってなぁ~に?Vo.2
毎度様です!カネマツ営業の郷です!
皆さんはお盆はいかがお過ごしでしたか?
今年は天気も崩れず過ごしやすい気温で良かったのではないでしょうか!
自分は恒例のお墓とお寺廻りをした後、とくに遠出もせずのんびりと過ごしました。
連休明けで身体が鈍っていますが、今日から仕事モードに切り替えていきたいと思います!
前回から『樹脂サイディング』について書き始めましたので、その続きを!
樹脂サイディングとは?その2
前回は『樹脂サイディング』の特性について書きましたが、今回は防火性能について書きます。
信越ポリマー社 カタログより
塩化ビニル樹脂製と聞くと”燃える”のでは思う方がいらっしゃると思いますが、実際には”萌える”ではなく”燃えます”。ですが、”燃える”といっても紙や木材の様にすぐに火が付く訳ではなく、”自己着火温度”(材料が空気中で加熱すると燃え出す温度)が454℃と高く(ちなみに紙や木材が200℃~250℃)簡単には着火しない素材です。
また”自己消火性”を持っているので、他の可燃物の炎と接していなければを燃え続けることはなく、すぐに火が消えてしまいます。
ただ日本の建築基準は外壁材自体に防火性能が要求されるのではなく、外壁材から内部までの壁面構造体として防火性能を要求されます。そのため防火規制区分と住宅の構造によって国の防火認定を取得しています。
防火規制区分の中で”防火地域”(学校や病院、大規模建築物〈高層建築物〉などの重要な施設がある区域)使用不可となりますが、”準防火地域”(防火地域に隣接する中規模建築物や住居が密集している区域)からの使用が認められています。
国土交通省の「構造方法の認定に係る帳簿について」の方に難しい法律(笑)が記載されていますので、こちらもご参考にしてください。
今回はここまで!次回も引き続き『樹脂サイディング』について書きます。
郷 征巨(まさなお)
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