青空に映える屋根と緑の大地に似合う家に住む!

長さにまつわるエトセトラ!

毎度様です!カネマツ営業の郷です。

日暮れも段々と早くなり、午後4時にはすっかり薄暗くなって気分的に仕事モードから帰宅モードなってしまいそうな今日この頃。。。

さて、今回のブログは建築で使われる”長さの単位“について書きたいと思います!

 寸,尺,間,って、なんセンチめんたるじゃにー!?

普段の生活の中で長さの単位といえば”メートル(m)“や”センチ(cm)”や”ミリ(mm)”を使っていますが、建築業界ではそれ以外の単位も様々使われています!

よく大工さんから、”〇尺”の脚立を何台、”〇寸”の釘を何箱、”〇間×〇間”シート何枚持ってきてと、注文を受けます!一般の人なら、”寸、尺、間”って長さはいくつなの!?ってことになると思うので説明したいと思います!

尺貫法(しゃっかんほう)

尺貫法”は日本古来の計測単位で、”長さや重さ”を測るのに用いられてきました!
現在は”メートル)”が国際単位系といわれる世界共通の単位なっているのであまり使われてはいませんが、建築業界では今尚用いられています!

 馴染みのない人には解りづらいと思いますので、”m(メートル)”を基準にした換算表を作ってみたのがこちら↓↓↓

 換算表

特に木材の”定尺”(ていしゃく:製材規格のこと)では、角材を”3寸角の12尺”(約90mm×1820mm)とか合板を”3×6”(さぶろく:3尺×6尺(約910mm×1820mm))や”4×8”(しはち:4尺×8尺(約1215mm×2430mm))などの呼び方で注文することもあります!

そこで実際の”3×6”(さぶろく)サイズとは、ということで写真を撮ってみたのがこちら↓↓↓

 DSC_03883×6サイズの断熱材”カネライトフォーム”と身長165㎝の当社配送の奥田君 

この3×6サイズのものって結構家の中にあったりするんですよ!一番解りやすいのが”畳1帖”の大きさで、他には”襖(ふすま)”や”障子(しょうじ)”などの室内扉などがあります!

これは、今でも”尺貫法”で住宅の大きさを設計しているからなのです!

よく家の大きさを説明するときに〇坪の家を建てたと表現しますが、上記表にない坪の説明すると

1坪=1間(6尺)×1間(6尺)(約1820mm×1820mm)=畳2帖(3×6サイズ2枚)

となりますので、仮に35坪の家を建てる言われたら畳70帖分の大きさになります!

このような事もあり、いまだに測定器具に”尺貫法”用いたものがあります!それがこちら↓↓↓

DSC_0395タジマ コンベックス ロック25 5.5m 尺相当目盛付

DSC_0393上 尺目盛+cm目盛   下 cm目盛のみ

こんな感じで、今も日本の住宅には”尺貫法”が深く根付いています!

今日はここまで!次回は何を書こうかなぁ~。。。

 

 


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郷 征巨(まさなお)

郷 征巨(まさなお)

販売促進営業アドバイザー株式会社 カネマツ
これまで建設業(土木8年、S造6年)の施工管理に携わってきた元現場人間です。 社歴はまだ浅く1年足らずですが、現在工務店様を担当し管内を走り回っています。
郷 征巨(まさなお)

郷 征巨(まさなお) について

これまで建設業(土木8年、S造6年)の施工管理に携わってきた元現場人間です。 社歴はまだ浅く1年足らずですが、現在工務店様を担当し管内を走り回っています。