自然のぬくもりがある木の力を引き出す塗料があるんです
とかち帯広も、ようやく夏らしくなってきました! こんにちは!仕入れ&販促担当の野田です。
さて、今回は自然塗料について書いてみたいと思います。
塗料の世界は広く奥深くあって、塗料専門店もあるくらいなんですが、 当社カネマツで扱っている木材用の自然健康塗料に、リボス社の「カルデット」「タヤエクステリア」 があります。
食品レベルで製造されているドイツ製の輸入の木材用塗料です。
ところで、亜麻仁油ってご存知ですか?
食品レベルの亜麻仁オイルとは?
こちら、先日の北海道新聞の記事ですが道内では繊維用ではなく食品用として栽培されているのが「亜麻」なんです。
<北海道新聞 2014年7月15日の記事より>
北海道ではこのような取り組みで、亜麻を育てている農家さんがいらっしゃいますが、
ドイツのリボス社の亜麻仁オイルは
① 有機農法の亜麻
② コールドプレッシング法による圧搾でオイルを抽出(残滓は家畜のエサに)
③ 不純物をろ過し食品レベルのオイルを精製
④ 1. 食品用オイルとして 2. 塗料の主成分として
製品化されています。
食品レベルで、人の体にも地球環境にもやさしい塗料を作り出しているんですね。
リボス社の考え
リボス社は食品グレードのオレンジピールオイルと亜麻仁オイルとの混合溶剤を選択することによって ”自然素材塗料”から”自然健康塗料”への道を切り拓きました。
それは、単に「自然の素材」を使用しているからいいというわけではなく、「人の健康を最優先させる」という取り組みが「自然健康塗料」へと安心で安全な塗料の提供へとつながっているのです。
一般的な塗料はどちらかというと、「表面をコーティングする」イメージになりますが、ペンキやウレタンなど合成樹脂を含んだ 塗料は木材に対して密着しますが、余分な湿気を放出することができません。 なので溜まった湿気は塗膜と木部の間にとどまり、時間が経つごとにヒビや割れ、カビや腐り、はがれが生じることになります。
「カルデット」「タヤエクステリア」はオイル成分が木部に浸み込む「浸透性塗料」なのです。 木材の吸放湿を妨げないので木部が調湿性をもち、浸み込んだ亜麻仁オイルが硬化密着して液体をはじく高い撥水性 があります。
そして当然といえば当然ですが、ホルムアルデヒド発散材料の区分規制対象外・
フォースター【F☆☆☆☆】を所得しているんです。
カルデットとタヤエクステリアの違いは?
「カルデット」は浸透性着色オイルで、室内室外用なんですが、「タヤエクステリア」は耐光性に優れた 高耐候性着色オイルなんです。
臭いはオイルなので食用油のような臭い(ツンとくることはない)なのです。
タヤエクステリアの施工事例としては
北海道の白樺並木風景によく似合うステキなおうちですね~
<ホームテクト佐藤 さま施工Y邸>
タヤエクステリア パインを約70リットル使用
タヤエクステリア ペルシャレッドを約10リットル使用
そして、カルデットの施工事例としては
<赤坂建設さま施工K邸>
室内:カルデット黒檀を約4リットル、アルドボス約8リットル
屋外:タヤエクステリア ウォルナット、ブラック、チェスナット、ペルシャレッドを使用
こちらも木材の節目や木肌の風合いがとてもよく馴染んだ外かべですね~
すてきな見た目に加えて、日本の自然環境にマッチした耐候性と防水性を強化した塗料を
ドイツリボス社と日本のイケダコーポレーションが共同開発しています。
カルデットは全13色、タヤエクステリアは全12色で、カネマツのオンラインショップでも販売しております。そして、カネマツのHPでも塗面積などの詳しい情報が載ってますので、こちらも併せてご覧になってみてください!
塗料に対する考え方が変わるかもしれない、輸入元のイケダコーポレーションのHPもね!
それではまた~
野田 香
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