測定器具も用途によって使い分け!Vo.2
毎度様です!カネマツ営業の郷です。
今年も早いものであっという間に12月に入り、新年まで残り30日となりましたが雪が積もっていないせいか、全然12月とか年末と言う実感がありませぇ~ん!(笑)
さて、前回『測定器具も用途によって使い分け!』という事で”長さ”や”厚み”の測定器具ついて書きましたが
今回は”角度”を測定する器具について書きたいと思います!
測定器具も色々あるんです!Vo.2
水平、垂直を測りたぁ~い!
普段の生活の中で角度を測るってことは少ないと思いますが、物を設置する時に傾いているとかっこ悪いから水平に置きたいってときには。。。『水平器』
※商品名は『ボックスレベル』と言いますが、通称の方がなじみがあるので!
タジマ ボックスレベル DX シリーズ
『水平器』の長所としては、1つで”水平”( 横方向)”垂直”( 縦方向)”45°”(斜)になっているかを測ることが出来ます!※ただし1度にすべて測ることは出来ません。
『水平器』は歴史が古く、先人(史実には鎌倉時代)の職人たちが水(液体)の表面が平らになろうとする性質を利用し長い歴史の中で磨きあげられ、現在まで伝わるほどに価値の高い器具に仕上げられた物です。現在の『水平器』は測定用の”気泡管”を用いて測定します!
短所としては、正確な”角度”を数値(〇°(度)〇’(分)〇”(秒))としては表せません。
水平器が無くても。。。
ちょっと水平かどうか測りたい時に、手元に『水平器』が無い!という場合には身近にあるもので代用できます!※ただし目安としてですが。。。
『百円ライター』なんです!※できれば新品や使用の少ないもので!
構造上は”気泡管”と同じなので大体測ることが出来ますが、あくまでもとして”目安”として使用してくださいね!
角度、勾配を測りたぁ~い!
建設現場では、”切土”(斜面を掘る)”盛土”(斜面を盛る)するときに勾配を付ける時や深い穴を掘る時に断面が崩れたりしないように”安全勾配”(角度)をつけて施工しますが、そんな時にはこんな物を使って計測します!それは。。。『スラント』
タジマ ダイヤル式勾配計 スラント100YE
この商品はダイヤル回して測りたい角度に合わせて使かいますが、特に土木の現場では”必須アイテム”でないかと。。。
自分自身、プロフィールにあるように建設業(土木8年、S造6年)の施工管理に携わってきた元現場人間なので『水平器』や『スラント』はよく使ってました!
昔を思い出して。。。
昔取った杵柄といいますか、久振りに使ってみようと思い実際に使用してみましたのがこちら↓↓↓
”遣り方”(やりかた) は建築現場で”根掘り”(基礎を掘る事)をする時に建造物の基準となる”通り”(位置)や”高さ”を表示しておく重要なものです!
”丁張り”(ちょうはり)は、土木の現場で”切土”や”盛土”を施工する時に基準となる”勾配”を表示しておく重要なものです!
勾配の呼び方が。。。
実は、建築と土木では同じ勾配なのに呼び方が違うのを知っていましたか!?
例えば建築では屋根の角度が”45°”の時は”矩勾配”(かなこうばい)と言いますが、土木で”法面”(斜面)を工事をする時や”水路工事”等で勾配を表す場合”1割”(いちわり)と言います。また建築で”7寸5分勾配”(ななすんごぶこうばい)の時は土木では”1割5分”(1わり5ぶ)と呼びます。
今回はここまで!次回も測定器具について書いていきたいと思います!
郷 征巨(まさなお)
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