深切り電気マルノコ、使用時の『ブレ』を軽減。
いつもお世話になっております。
本日ブログ担当のカネマツ長根です。
今日は電気マルノコの必需品である、
『チップソー』についてのプチ情報を書いてみます。
当然、「知ってるよ~。」って方もいるとは思いますが、
僕、最近知ったことなので書かせてくださいね。
最近の電気マルノコは『深切り』が主流。
最近の電気マルノコは、
『深切り』とか『厚切込み』と書かれているものが多いですよね。
そもそも、深切りって...何??
文字の通り、深く切れるマルノコです。
なぜ、『深切り』が選ばれるのか?
まず、本体の大きさを見比べてください。
画像の左側は刃物径190㎜の電気マルノコ、
画像の右側は刃物径165㎜の電気マルノコです。
ご覧の通り左側の電気マルノコの方が、
本体も大きく、重量も違います。
しか~し!!
この2台の電気マルノコは、
最大の切込みの深さはほとんど一緒なのです!!
(画像左の190㎜は68㎜、右の165㎜は66㎜)
深切り電気マルノコは、
モーターの軸にチップソーを取り付けるのではなく、
画像のようにモーター部よりも取り付け位置が下にあるので、
深く切ることが実現したのです。
コンパクトで最大切込み深さが同等なら、
深切りの電気マルノコを選びますよね。
ただし、深切り電気マルノコの場合、
チップソーを固定する金具が若干小さいのです。
そのため、チップソーの切れ味が落ちてくると、
『ブレ』が生じてくるケースがあります。
チップソーは厚みも重要。
チップソーを買うときは、
刃のサイズと、刃数で選んで買うことが多いですよね。
同サイズでもたくさんのチップソーがあります。
(ごく一部ですが、165㎜のチップソー。刃厚1.5㎜~1.68㎜)
もし、深切りの電気マルノコをお持ちの方は、
少し厚めのチップソーを使ってみてはいかがでしょう!!
刃が厚めだと、切れ味が落ちてきても『ブレ』を軽減できるのです。
チップソーの刃厚だと、1.6㎜~1.68㎜がオススメです。
お手持ちのチップソーをご確認してみて、
今後の参考にしていただけたら良いかと思います。
長根 浩路(こうじ)
最新記事 by 長根 浩路(こうじ) (全て見る)
- 頭を冷やせ!!暑い夏の作業を快適にする人工的な風。 - 2017年7月21日
- 回転ドリルの刃は先端も大事ですが、軸の選別も重要なんです。 - 2017年6月16日
- 日立工機さんがきっと僕の為に開発してくれたコードレス冷温庫。 - 2017年5月15日