匠の技を知ると家づくりに気合が入ります!
こんにちは!!カネマツブログ5日目は生まれも育ちも生粋のとかちっ子、五十嵐が書かせて頂きます(^_^)
まずは僕の自己紹介から。冒頭にも書かせて頂きました通り、生まれも育ちも北海道十勝です。カネマツに入社して10年になります。地元とかちを中心に木造建築の構造金物や屋根材など販売し、お客様の”困った”を解決すべく日々活動しております。そして住宅作りに携わっているので、最近では自分が住みたい家はどんなだろう・・・なんて妄想をしてしまいます。(笑)
今では建売住宅や注文住宅、そしてテレビでも放送している元々住んでいた住宅を改装して住むリフォーム住宅等、様々ありますが、”住宅選びってこれだっ!!”てものはないし、住む人の生活スタイルや様々な想いで皆さん選ぶと思います。
今回はそんな木造の構造金物を販売している私、五十嵐が住宅を選ぶ際に木造建築の工法が気になる方もいるはず??の為に工法の紹介をしてみます。
在 来 工 法
在来工法とは簡潔に言うと柱、梁、筋かい(柱と柱の間に斜めに入れる材料)等の木材を使用して建築していく工法です。
この在来工法は軸組工法とも言って今では色々進化していますが、昔ではあの「五重塔」もこの工法を用いて建築しています。
因みに当時は釘は一切使用していなく、”仕口”と”ほぞ”と言って木材と木材を大工さんが加工して繋ぎ合わせて建築していたそうです。現在では工場で仕口やほぞを加工して、建築現場に運び組立てるのが一般的になってしまい、手作業は少なくなってはいますが、工務店さんによっては伝統的な加工をして建築していく所もあります。因みにこれはその伝統的な加工をした写真です。
”台持ち継”と言って名前通り頑丈な継手加工になり工場加工ではなかなか出来ない手加工の一つです。大工さんに聞いたところ、ここの部分はボルトが見えますが、このボルトの代わりに木で作った木栓を入れるのが本来の加工。
現在はボルトを木栓の代わりにしているとのことです。こういうのを見ると匠の技って感じがしますね!
話は戻って僕の個人的な主観ですが、在来工法の良い所は”真壁”と言って壁の柱を見せる事や梁を見せる事が出来たりと”木の風合い”を楽しむ事が出来る所です。因みにこんな感じです。とかちのカラマツを使用した真壁のお家ですとっても良い感じですよね。
当社のお客様の「ホームテクト佐藤」さんの施工事例です
そんな在来工法で建築している工務店様の集まるグループに僕も月に一度参加しているのですが、良ければホームページもあるのでチェクしてみてください。きっとあなた好みの住宅があるかもです!(^o^)/
新住協十勝支部ホームページ ⇒ http://www.shinjukyo-t.jp/
とかちの木で家をつくる会ホームページ ⇒ http://www.tokachinoki.com/
五十嵐大介
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