お家のカルテって知ってますか?
こんにちは!
十勝で建築資材の営業販売をしている五十嵐です。
突然ですが、みなさんは
『いえかるて(住宅履歴)』って言葉を知ってますか?
いえかるてとは、自身の家の住宅に関わる様々な情報を保存しておく
各社サービスの総称を『いえかるて』と呼び、またの名は『住宅履歴』とも呼びます。
このいえかるてはたくさんの各会社で独自のサービスを提供していて
このサービスで自身の住宅を記録しておくと、いつ誰がどんなふうに住宅を建て、その後
どんな箇所をメンテンンスしたり、リフォームした等自身の住宅が明快に分かるようになります。
このいえかるてを管理するのは基本住宅所有者自身でありますが、沢山の紙で保管しておくのではなく各会社で出している、いえかるてのサービスに入会するとID・パスワードで保管しておけるので、場所も多くとらずに便利なサービスではあります。
※一般社団法人住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会さんがとても分かりやすい
HPなので今回はこちらからご紹介いたします。
では、いえかるてに履歴を残すとどんなメリットがあるのかを紹介していきます。
①自身の住宅のメンテナンス時期の計画をたてやすい
自身の住宅をメンテナンスした際にいえかるてに履歴を残しておくと
はっきりとした時期が分かり次のメテナンス計画もたてやすくなりますよね。
そうする事で、自身の家の寿命も長くなると思います。
②リフォーム時の価格負担が軽くなるかも?
何故に「なるかも?」と言うのは築年数が経つにつれて家も様々な箇所が劣化していき
壁の中等実際に開けてみないと分からないという事が多いからですが、住宅には筋かいや
梁など家の構造にとって重要な部分がたくさんある中で、いえかるてにそういった情報を
記録しておく事で、劣化で補修するのは別としてもスムーズなリフォームがしやすくなり
無駄な工程が無くなる分リフォーム価格の負担も軽くなる事もあるかもしれません。
そして今回自身が思った一番のメリットは
③住宅履歴を第三者に委ねる事で自身の家の情報も無くならず+災害時に迅速な対応をしやすくなる可能性が高くなる。
今年の十勝は歴史的にも珍しい大きな台風に直撃しニュースでも取沙汰されていたのですが、川の氾濫で住宅が流される地域もありました。
そんな十勝で無事に家が残っても屋根が剥がれたり、床下・上浸水の被害が出た住宅も
とても多かったでした。そんな事を思うと自身で家を購入した際に工務店さんから貰った図面等を自身で管理する+第三者機関にいえかるてとして、履歴保管をしてもらうと家に何かあった場合でも住宅の情報は残る事と、災害で自身の住宅や設備機器を修繕するにも対応しやすいと感じます。
最後に・・・
今回は、いえかるて(住宅履歴)について紹介してみました。
なぜ今回この事を紹介したかというと、今年の十勝が台風の影響で
今も被害の爪痕が大き残っています。
そんな台風の影響を工務店さんや周りから聞いた時に
思ったのが住宅の「修繕」でした。家を建てた時の工務店さんと修繕をする時の工務店さんが、仮に違う場合(築年数の新しい家はそんな事は無いと思いますが)リフォーム時工務店さんからよく聞く話ですが、お客さんから借りてきた昔の図面がこれだけしかなくて・・・とか
以前の設備機器なので仕様も含めて確認してみないと分からない・・・等情報不足が招く
事柄が多くある事を感じたため今回この、いえかるてについて紹介をしました。
家を持つ人にとってはもちろん、工務店さんにも情報が細かく分かるとメリットのある
サービスには間違いないなと思った今日この頃です。
いえかるてについて詳しく知りたい方は下記をチェックしてみて下さい。
一般社団法人住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会HP⇒http://www.iekarute.or.jp/
いえかるてについて⇒http://www.iekarute.or.jp/index.php/download_file/view_inline/100
それでは☆ミ
五十嵐大介
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